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社員が、本当は何に時間を使っているかご存知ですか? – 10人からの組織を変えるAI仕事術

2025/10/22

あなたの会社の社員、本当は何に時間を使っているかご存知ですか?

社員たちは毎日遅くまでオフィスに残り、熱心に働いている。
会議のための資料作成、過去の案件探し、大量のメール対応…。
一見すると、会社は活気に満ち溢れているように見えるかもしれません。

しかし、その頑張りとは裏腹に、会社の売上はなぜか伸び悩んでいる…。

もし、その時間の多くが、新規顧客への提案や未来への投資ではなく、
社内向けの報告書や、ただ『過去の資料を探す』ためだけに費やされているとしたら…?


実はそれこそが、成果に繋がらない「負のスパイラル」の入り口です。

この記事では、AIでその悪循環を断ち切り、社員の頑張りを正しく会社の成長に繋げるための、はじめの一歩をご紹介します。

1.あなたの会社に潜む「見えないコスト」

ふと、社内を見渡した時、こんな光景に心当たりはありませんか?

当たり前のように、FAXや紙の山から何かを探している社員。

会議前になると、一日中デスクで数字の入力や資料作りに追われているチーム。
営業担当は日中外回りに出ているはずなのに、なぜか夕方から長い時間オフィスで残業している…。
一見当たり前の「これまで通り」の光景かもしれません。


社員たちは、確かに一生懸命に働いている。 

でも、その貴重な時間の多くが、未来の売上を作るための活動ではなく、社内の調査や報告書の作成といった『単純作業』に奪われているとしたら…。

それこそが、会社の成長を静かに蝕む「見えないコスト」の正体かもしれません。


2.時間泥棒の正体:AIに任せられる仕事、まだ人がやりますか?

あなたの会社では、社員がこんな「時間泥棒」に貴重な時間を奪われていませんか?

  • 肥大化する「社内向け」の報告・情報共有 
    会議のための資料作成、議事録、日報…。
    そもそも、これらは社員の本来の仕事ではないはずです。

    しかし、業績が伸び悩むと、経営層は安心材料を求め、会議の時間や回数、社内向けの提出物がどんどん増えていく。
    結果、社員は顧客への価値提供ではなく、社内資料作りにリソースとモチベーションを奪われ、さらに売上が下がる…
    という「負のスパイラル」に陥っている会社を、繊維業界でも多く見かけます。

    また逆に、会議や報告書が極端に少ない会社では、情報共有そのものが不足し、伝達ミスや無駄な作業や二度手間が発生していることも少なくありません。

  • 過去資料の「検索」と「作成」
    「あの案件の見積もり、どこにやったっけ?」
    紙の山やファイル、個人のPCに散らばったフォルダの中から、過去の単価や取引内容を探し出すためだけの、膨大な「検索」の時間。
    これは会社の利益を一切生み出さない、最も無駄な作業の一つです。

  • 終わりなきメール対応
    日々、大量に送られてくるメールの処理。
    読むだけで午前中が終わってしまったり、1つの案件で何十往復もやり取りしたり…。
    丁寧な対応はもちろん重要ですが、その多くはAIで効率化できるかもしれません。

3.AIは「謎の存在」から「頼れる相棒」へ

では、先ほど挙げたような、会社の成長を蝕む「時間泥棒」たちを、どうすれば退治できるのでしょうか?


その答えが、AIというテクノロジーです。
AIは、決して一部の専門家だけが使う魔法ではありません。
あなたの会社の仕事を隣で助けてくれる、頼もしい「相棒」なのです。

  • 膨大な会議の議事録も、AIが自動で要約
    これまで会議後に何時間もかけていた議事録の作成。
    AIを使えば、会議の音声を自動で文字起こしし、「誰が・何を話したか」を驚くほど正確に、そして瞬時に要約してくれます。
    もう、社員が憂鬱な気持ちで文字起こしをする必要はありません。

  • 紙の山に眠る「お宝情報」を、一瞬で検索
    「あの資料どこだっけ?」問題は、まず紙の資料をクラウドに保存することから解決します。
    Google Driveのようなサービスは、資料内の単語一つからでも必要な情報を検索可能。
    過去の膨大な見積書や企画書が、会社の貴重な「資産」に変わる瞬間です。

  • 10分かかっていたメール返信が、わずか1分に
    1日に何十通も届くメール対応も、AIに任せることができます。
    内容の要約はもちろん、返信文のドラフトまで作成してくれます。
    これまで10分かかっていた返信作業が、わずか1分で終わることも珍しくありません。

このように、AIは人間がやるべきではない単純作業を、驚くべきスピードと正確さで肩代わりしてくれるのです。

4.本当に大切なこと:生まれた時間で、会社の何を変えますか?

AIで仕事が効率化され、時間に余裕が生まれる。
そう聞くと、一部の経営者の方はこう思うかもしれません。

「社員を楽させると、サボるだけではないか」

「私が若い頃はもっと大変だった。苦労してこそ成長するんだ」と。


ですが、一度立ち止まって考えてみてほしいのです。 

あなたの会社の目的は、社員に不要な苦労をさせて疲弊させることでしょうか? 

大切な社員が疲れ果てて、辞めていくことでしょうか?


AIがもたらす本当の価値は、単なる「時短」や「効率化」ではありません。 

 

  • 例えば時間も心も負担が減ると、単純作業から解放された社員が、自社の未来について考え、新しいビジネスのアイデアを提案してくる。かもしれません。
  • 社内の雰囲気が明るくなり、「みんなで頑張ろう!」という一体感が生まれる。 かもしれません。

 

そんな、社員がイキキと長く働ける会社を創ることこそ、AIがもたらす最大の価値です。

それは「放任」とは違います。

社員の自主性を信じ、彼らから出てくる新しいアイデアを真摯に受け止める、経営者の「覚悟」が求められる、未来への投資なのです。


5.結論:未来への第一歩

このブログを最後まで読んでくださったということは、あなたの心に、何かしら引っかかるものがあったからではないでしょうか?

その正体がまだ言葉にできなくても、全く問題ありません。

その「モヤモヤ」こそが、会社が変わるための、最も大切な始まりのサインです。 

「モヤモヤ」は、そのままにせず、行動したり誰かと話したりすることで、輪郭を帯びてきます。


もし、その想いを誰かに話すことで形にしたいと感じたら、ぜひお気軽にご相談ください(無料相談)。

私が、あなたの会社の状況をじっくりお伺いします。
 

まずは「AIで何ができるのか具体的に知りたい」という方は、ぜひセミナーにご参加ください。

新しい時代の扉を開くヒントが、きっと見つかります。

【オンラインセミナー】
日時: 2025年10月28日(火) 19:00~20:00
場所: オンライン(Google Meet)
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あなたが「変わりたい」と本気で思った時、一番の伴走者としてサポートさせていただければ、これほど嬉しいことはありません。

 

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